右と左

2009/11/19 23:07


小さい頃に親から「お箸を持つ方のおててが右手、お茶碗を持つ方のおててが左手ですよ」と厳しく教えられたおかげで右と左を間違えることはなかった。英語の先生が右がRightで正しいという意味だと教えてくれたので、いつも道は間違えず右を歩いた。
<?xml:namespace prefix = o ns = "urn:schemas-microsoft-com:office:office" />

しかし、東と西の違いについては親もうまく教えられなかったのか、いい歳をこいて西も東も分からぬ方向音痴である。
たしか、「犬が西向きゃ尾は東」と教えてくれたことがあった。「白い犬はおもしろい」と言ったときには「なるほど」と感心もしたが、犬が西を向こうが東を向こうが尻尾というものはたいてい上を向くか下に垂れ下がるかどちらかだろうに、と不思議に思った記憶がある。


上下といえば、わたしには余り¥も$もない福沢諭吉先生は「天は人の上に・・・」といったが、宇宙にはそもそも上下なんてないんじゃないのと言いたい。
でもこと物理の世界では上下ではなく左右の関係はとても厳しいらしい。光学的左旋性とか右旋性というのがあったり、フレミングの右手および左手三指の法則というのがあったりする。各指の意味するところは、親指:運動の方向、人差し指:磁力線の方向、中指:電流の方向で、右手が発電機を左手がモーターを表わすと確か習った。


ところで、鏡に写すと左右が逆になるという話。なぜ逆になるのかうまく説明できる人いらっしゃいますか。
それともう一つ、日本の道路。右カーブと左カーブ、どちらが多いかご存知の方。


でも今日は疲れたので、もうこれ以上は止めて、お酒でも飲んで早めに寝ることにしようと思う。これについてはまた日を改めて書くことにする。

しかしである。酒のみのことを左党とは!許しがたし!